ゆったり体操サポーター講習会 実施レポート
第3回太極拳ゆったり体操サポーター講習会開催
【掲載:2008年12月15日】
喜多方市は11月29日(土)、喜多方市総合福祉センターにおいて、「第3回太極拳ゆったり体操サポーター講習会」を開催し、喜多方市が開発した「太極拳ゆったり体操」の動作や指導法とともに、「介護予防における運動の必要性」について講習を行った。
①「太極拳ゆったり体操開発の経緯と喜多方市の取組」
講師:喜多方市高齢福祉課長 髙橋信氏
②「介護予防における運動の必要性について」
講師:福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座 安村誠司氏
福島県立医科大学安村教授
安村氏は「転倒予防に効果があると言われている太極拳を活かして作成したのがこの体操である。ご当地体操は各地に様々あるが、虚弱高齢者に焦点を当て、効果を科学的に検証しながら改良を加えているのは、この体操だけと言っていいだろう。バランス機能の向上、そして下肢筋力を中心とした筋力アップに効果があることが証明されているので、サポーターの皆様は、自信を持ってこの体操の普及を進め、特に虚弱高齢者が生活の一部として取り入れられるように活動してほしい」と語った
③「太極拳ゆったり体操の動作と指導法について」
④「体操 座位バージョンの動作について」
⑤「体操 立位バージョンの動作について」
講師:喜多方市高齢福祉課 松崎裕美氏
⑥「グループワークとまとめ」
講師:太極拳ゆったり体操リーダー
佐々木洋子 五十嵐キウ子 竹安和子
遠藤美弥子の各氏
講習会には、77人の参加者があり、遠くは、鳥取県、京都府、東京都、秋田県などからも参加され、この体操について熱心に学んでいた。グループワークでも活発な質問、意見があり、活気あふれる講習会となった。
参加者(市内51人、県内19人、県外7人)には講習会終了後「太極拳ゆったり体操サポーター講習会修了証」が手渡された。