「太極拳ゆったり体操講演と講習会」を開催 80人が参加
「~太極拳ゆったり体操で運動を習慣に!
~喜多方市の介護予防事業の取り組み」講演と体操講習会
【掲載:2010年03月15日】
2月12日(金)、喜多方市総合福祉センターで「喜多方冬の太極拳講習会」にさきがけて、太極拳ゆったり体操の講演と講習会が実施された。この講習会は、現在喜多方市内で開催している太極拳ゆったり体操教室に参加して、受講している高齢者とともに体操を体験するという初めての取り組みとして開かれたもので、長崎、大阪、北海道をはじめ市内外からの約80人が受講した。
【講話】「太極拳ゆったり体操開発の経緯・体操ボランティアによる地区支援事業について」
喜多方市高齢福祉課 髙橋 信課長
【講習】指導法及び準備運動について
喜多方市高齢福祉課 松崎裕美係長
【講演】「介護予防における運動の必要性について」
福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座 安村誠司教授
【講習】太極拳ゆったり体操教室(見学・体験)
【講習】太極拳ゆったり体操短縮版(座位・立位)の動作及び指導法
喜多方市高齢福祉課 松崎裕美係長
安村教授の講演 「文明・文化の発展過程の中で、身体を動かす必要性がどんどん少なくなってきているため、運動を意識的に生活の中に組み込む必要がある。高齢者は短時間に大きな効果を期待せず、長い目で見た少しずつの改善を目指し、運動を習慣にしていくことが必要である。毎日続けるためには運動を楽しむことが重要で、楽しむことにより心が刺激され、心が若返り、からだに活力を与える。太極拳ゆったり体操はインナーマッスルを鍛えることができる効果が証明されている。自分の体調、体力にあわせて上手にこの体操を生活に組み込んでほしい」 |
【受講生の感想】
・DVDではどう人に伝えたらいいのかわかりませんでしたが、講習では細部にわたり説明があったので本当によい勉強になりました。
・いままで試行錯誤してここまでこられたことがよく伝わってきました。素晴らしい体操と出会うことができて嬉しく思っています。ゆったり体操を通して誰かのお役に立てればと思います。