介護予防のための太極拳ゆったり体操サポーターステップアップ講習会を実施
全国から52人が参加して
【掲載:2011年12月15日】
太極拳のまち喜多方市では,太極拳と併せて,虚弱高齢者の介護予防を目的とした「太極拳ゆったり体操」を開発し普及を進めているが,最近では,指導員養成講座などに市民ばかりでなく全国各地から大勢が参加している。
11月11日,12日の二日間,太極拳ゆったり体操サポーター講習会で動作を習得した人を対象に,太極拳ゆったり体操サポーターステップアップ講習会が開催された。
1日目は,喜多方市の定例教室で教室の運営方法を見学し,2日目は,実際の指導を想定して声を出しながら「鏡の動作」(受講者と向かい合ったときに鏡のように動けるようにすること)を学習した。
この講習会の一番の目的は,太極拳ゆったり体操を「安全に,正確に,効果的に」指導することができるスキルを身につけてもらうことである。
「今後修了生のみなさんには各地で喜多方方式の指導法で太極拳ゆったり体操を活用いただきたいと思います」
(佐藤まゆみ・喜多方市高齢福祉課介護予防係長)
*サポーターステップアップ講習会を修了した人が,市外で太極拳ゆったり体操教室を開催する場合は,「エリアパートナー」として登録することができる。