喜多方市「太極拳ゆったり体操サポーター講習会」に全国から52人が参加

太極拳のまち喜多方市同市で開発した介護予防のための体操

【掲載：2013年8月15日】

7月27日（土）「太極拳のまち」福島県喜多方市で「太極拳ゆったり体操サポーター講習会」が開催された。

太極拳ゆったり体操は，喜多方市が福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座教授の安村誠司先生と福島県立会津保健所との協働で開発した，虚弱高齢者でも取り組める太極拳の動作を取り入れた介護予防のための体操である。今回のサポーター講習会には，北は秋田県，南は長崎県まで全国から52人が参加して，太極拳ゆったり体操の動作を習得した。

講習会の内容は以下のとおり。

①体操開発の経緯と喜多方市の取り組み（講師：喜多方市高齢福祉課長赤枝幸浩）

②介護予防における運動の必要性（講師：福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座安村誠司教授）

③体操の動作及び指導法について（講師：喜多方市ゆったり体操リーダー松崎裕美）

④体操短縮版座位の動作解説（ゆったり体操リーダー佐々木洋子）

⑤体操短縮版立位の動作解説（講師：喜多方市ゆったり体操リーダー竹安和子）

⑥動作，指導法についてのグループワーク

閉講式では山形県から参加した渡利征子さんが参加者を代表して修了証を受け取った。

喜多方市ではこの講習会を修了し，さらに指導にあたることを目指す人を対象に，11月8日（金），9日（土）の2日間にわたって，太極拳ゆったり体操サポーターステップアップ講習会を開催する予定。