「第10回喜多方冬の太極拳講習会」全国から延べ340人の愛好者が参加
蔵のまち 喜多方冬まつりタイアップイベント
第10回喜多方冬の太極拳講習会が終了
青森から熊本まで 全国からのべ340人の愛好者が参加
【掲載:2014年3月15日】
「太極拳のまち」福島県喜多方市(山口信也市長)は2月15日~16日の2日間にわたり喜多方市押切川公園体育館で「第10回喜多方冬の太極拳講習会」を開催した。この講習会は「蔵のまち喜多方冬まつり」のタイアップ事業として,毎年2月に開催され,日本連盟は講師の派遣などで協力している。今年も石原泰彦講師と孔祥東講師を派遣した。
当日は,全国的に大荒れの天候の影響があったが,北は青森県,南は熊本県まで,全国からのべ340人の太極拳愛好者が受講生として参加した。(参加都県=青森県,秋田県,山形県,宮城県,東京都,千葉県,群馬県,新潟県,富山県,熊本県,福島県)
講習1日目は,石原泰彦講師(日本連盟理事・太極拳指導員委員会中央講師)が「24式太極拳レベルアップ講習」を,孔祥東講師(日本連盟選手強化コーチ)が「24式太極拳講習」を指導した。
2日目は石原講師が「太極養生功・入門太極拳講習」を,孔講師が「32式太極剣講習」を指導した。
両日ともに昼休みには,喜多方市が介護予防のため普及に努め,全国的に注目を集めている「太極拳ゆったり体操」のミニ講習会も開催され,多くの参加者でにぎわった。
また講習終了後には,孔祥東コーチの模範演武が披露され,多くの参加者に感動をあたえた講習会となった。
■主催者あいさつ
全国各地からたくさんの愛好者のみなさんにご参加いただきましたことに心から感謝を申し上げます。
この講習会は,太極拳の技能を高めながら愛好者同士が親睦を深めるとともに,冬の喜多方の魅力を存分に味わっていただきたいという趣旨のもとに開催しているものです。
このように多くのみなさまにご来訪いただくことは,市民にとっても大きな励みとなっているところです。
この冬の講習会が皆様の思い出に残るものとなり,皆様の太極拳習得の過程で大きな意味のある一日となりますことを心よりご祈念し,ぜひまた,みなさま太極拳のまち喜多方にお越しくださいますようお待ちしております。
喜多方市長 山口信也
■講習会参加者アンケートより
【24式太極拳レベルアップ】
・講師の教える事がとてもおもしろく身になりました。
・内容を絞って重点的に繰り返していただいた。
・昨年の技術をさらに“開合”が明確化し,課題が見えてきました。むずかしくできないながら流れが見えたので,心身の調和を求め,内と外を磨きつづけたいと思いました。
【24式太極拳】
・中央の一流の講師の指導をうけることができよかったです。
・要点をしっかり教えていただいた。
・基本の動きをしっかり教えていただき大変参考になりました。ありがとうございました。
・何回もていねいに説明があり,くり返し動くことで体で感覚をつかむ練習がありがたかった。先生が良い動作と悪い方を見せて説明して下さり,本当にていねいでわかりやすかったです。
・開・合とテーマを絞って教えていただき良かったです。
【太極拳養生功・入門太極拳】
・細かい体の使い方が理解できました。
・まだまだよくわかりませんがこれからも楽しんでやりたいです。
・初めてだったので楽しかったし体のためになりました。
・初級をわかりやすく教えていただきました。
・基となる体の動きをわかりやすく話をいただきました。
・体の変化を認識でき,とても気持ちよく動くことができました。
【32式太極剣】
・初心者にも上級者にもためになる内容でした。
・一流の先生に教えてもらえるキッカケは大事にしたいです。
・何回も説明を詳しくして下さって繰り返しの練習がとても勉強になりました。
・日頃,間違いやすい所をよくご存じで注意を促して,それをどのようにしたら良いかを示して下さったのが良かったです。