「第12回喜多方太極拳フェスティバル」全国から延べ2700人の愛好者が参加
全国から延べ2700人の愛好者が参加
「太極拳のまち喜多方」で交流の輪を広げる
【掲載:2015年10月15日】
9月26日(土)太極拳のまち喜多方のシンボルイベントである太極拳フェスティバルが,喜多方プラザ文化センターで盛大に開催された。
今年で12回目を迎え,午前の第1部では喜多方市が介護予防のため普及に努めている太極拳ゆったり体操講習会を,喜多方プラザの小ホールで太極拳ゆったり体操指導員会のリーダーと共に行った。
太極拳講習会は,屋外に会場を移し,高山恵靖子講師による養生功,続いて渡邉俊哉講師の太極拳,最後に陳静講師のカンフー講習会を実施した。
心配された雨も上がり,秋風の吹く中,全国からの太極拳愛好者と喜多方市民に,3名の講師によるそれぞれの武術太極拳を満喫していただくとともに,参加者同士の交流の輪が広がった。
午後1時からの第2部太極拳集団演武交流会は,地元喜多方市の塗物町子ども祭囃子保存会による歓迎の表演で幕を開け,全国から参加した10チームが,演武のイメージに合わせた光と音の中,太極拳,太極棍,扇,カンフーなど日頃練習を重ねた様々な表演で観覧者を楽しませた。
また,演武交流会の締めくくりは,地元会津喜多方蔵太鼓保存会の勇壮な演奏と,孔祥東老師,第1部で講習会の講師を務めていただいた高山恵靖子老師,渡邉俊哉老師,陳静老師によるすばらしい模範演武で観覧者を魅了し,惜しみない拍手が贈られた。
尚,市民審査員による投票により参加チームの中から,ベストパフォーマンス賞にグローバルウーシュウ栃木武術隊(栃木県),ナイスパフォーマンス賞に太極拳hao喜多方(喜多方市)が選ばれた。
その他,同時開催の地元業者や太極拳関連の業者による物産展会場では,くじ引き抽選会が行われ,出店者と来場者の楽しい交流の場となった。
同日プレイベントの「模範演武の先生方を囲む懇親会」では,村岡久平日本武術太極拳連盟会長,中華人民共和国駐新潟総領事,山口信也喜多方市長をはじめ40人以上の方が参加し,大変楽しい交流の場となった。
翌朝押切川公園体育館駐車場で行われた「おはよう太極拳朝練会」では,早朝の空気の中,「おはよう太極拳」のラジオ放送に合わせた練功から始まり,渡邉俊哉講師・陳静講師による楽しい指導で,笑顔あふれる朝練会となった。